痔から始まったほのぼの系日記

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大部屋移動
もう5月も終わりでございます。
何だか今月は日付感覚がなくなってしまっているような感じでございます。

入院している夫の父も昨日の夜、個室から大部屋に移ったのでございます。
来週あたり、地元の病院に転院する予定でございます。
順調にいけばそこで10日くらいリハビリをして退院予定だそうでございます。

しかし、ここまで回復するには紆余曲折ございました。

実は前回の記事を書いたのは5月17日土曜日の午前中で、午後からお見舞いに行ったのでございます。
順調に回復しているようなので、昼からでも大丈夫だろうと思っていたのでございます。

それが甘かったのでございます。

病室に行ってみると、ベッドの周りを白衣の方々が4人くらいで取り囲んでいたのでございます。
何があったのかと考える間もなく、私と夫を確認した看護師の方が「先生からお話があります」と言い、先生がやってきたのでございます。

先生のお話によると、朝から話しかけても反応がないそうでございました。
CTをとったが特に異常はなく、おそらく脱水症状によるものではないかと思うが、もしかしたら脳梗塞の疑いもあるとのことでございました。
でも、嫌がることをしたら嫌がるので、完全に無反応というわけではないとも言っておられました。

この「嫌がること」が何なのか、気になるところではございます。

しかし、そのときはそれどころではございませんでした。
話しかけると意識がはっきりしてくるかもしれないとのことで、夫と私はベッドの横に座り、とにかく何か話しかけようとひたすら話題を探したのでございます。

しばらく話しかけていると、反応がございました。
その日は昔の写真を持っていっていたので、それを見せたりしているうちにだんだんと元気が出てきたようでございました。

約2時間後には、上半身を起こして新聞を読むまでに回復致しました。

それを見た看護師の方は「話しかけても何してもだめだったんですけれど…やっぱりご家族だと違うんですね」と言っておられました。
家族が心の支えになるといったことはよく聞く話でございますが、実際に目の当たりにしてここまで違うものなのかと驚きでございました。

ですが、不安だったので次の日は早朝からやってきたのでございます。
すると案の定、朝食も食べたくないと言い、寝込んでいたのでございます。
死にたい」とか「もうダメだ」など言っているのでございます。

また色々と話しかけていると、少し元気になってきたようでございました。
夫が昔食べたという「みそパン」の話題に反応を示したので、売店に行って買ってきたのでございます。

すると、みそパンは食べてくれたのでございます。
それを見て、看護師の方々が4人ほど集まってきて「あー、食べてる」と驚いていたようでございます。

その後、先生もやってきたのでございます。
特に制限はないので好きなものを食べて良いそうでございました。

その日はそれからだんだんと回復し、昼食からはある程度食べられるようになってきたのでございました。
朝は落ち込み、昼くらいからだんだんと良くなっていくというのは、典型的なうつ症状のようでございます。

うつのときに言われたくないこと、されたくないことならよくわかっているので、「頑張れというようなことは言わない」とか「急かさない」といったようなことを夫に言い、夫が話しかける内容の中にもそういった類のことがあれば、軌道修正でございます。

結局、うつ状態は3日程度で良くなってきたのでございますが、その数日間が一番大変だったような気が致します。

天井に弓があるとか、ねずみが走っているとか、3年前にもこの病院で手術をした(実際はしていない)などといった幻覚系もだんだんとおさまってまいりました。

しかし、幻覚系を言わなくなってきたと思ったら、ニュースで洞爺湖サミットの話題が出ているのを見て、夫に向かって「お前は仕事があるから行けないんじゃないのか」と言っておりました。

いったいどこの首相でございましょうか。

もちろん、夫は洞爺湖サミットには出席致しません。
そして出席される方はそれが仕事のような気が致します。

もっとも、これは単なる勘違いである可能性もございます。
夫は洞爺湖の花火大会といったお祭りの類と間違えているのではないかと言っておりました。

日ごとに回復していっているのでございますが、うつ状態のときの恐怖があるので、基本的に朝食と夕食は私と夫、昼食は叔父・叔母の監視付きでございます。
まあ、監視といっても一緒に座って色々話したり、お菓子を食べたりするだけでございますが。

最近では手術前より調子が良くなってきたくらいのようでございます。
手術の跡も痛くないそうでございます。

明日に期待してくれ

このようなセリフが出るまでになったのでございます。
病室を後にしてから夫は「俺、あんなこと言えない」と言っておりました。
確かに自信たっぷりなセリフでございます。

夫の父はおとなしく、借りてきた猫のような感じだったのでございますが、手術を受けて人格まで変わってしまったのかも致しません。

何はともあれ、ようやく退院の兆しも見えてきて取り合えず一安心といったところでございます。
あとはリハビリが順調にいくことを願うばかりでございます。

Comment

 秘密にする

入院生活と言うのは難しゅうございますね。
お父様の場合は、個室だったのが良くなかったのではないでしょうか。
「明日に期待してくれ」
覇気を感じるお言葉でございます。
次週の仮面ライダーのように、期待をさせられてしまいそうでございます(笑)

ちなみに、ルンバは個室でないとダメなタイプでございます。
ルンバには秘密がいっぱいなのでございます(笑)
コーヒールンバ | URL | 2008/05/30/Fri 17:29[EDIT]
なにげに、軽やかな文章で、ニヤニヤしながら拝見しましたが?
大変だったのでございましょう。
微妙に、子どもに帰る?見たいな感も見受けられる感じでしょうか?
てんねん”ならば、それはそれで、良いのですが?
なにはともあれ、順調に回復してる模様で、良かったです。

我が家も、微妙に大変でございます。^_^;
ガウス@ | URL | 2008/05/30/Fri 20:43[EDIT]
とにかく
回復に近づいてるようで良かったです。

入院は、ホントに心細くて、誰かが逢いに来てくれないかなぁなんて、四六時中思いますからね。
大変でしょうけど、なるべくお父様の傍にいてあげてくださいね。

そしてまた、お父様語録を報告して下さいな♪
ともっち | URL | 2008/05/31/Sat 02:54[EDIT]
やはり家族の支えって重要ですね・・・自分の勤める病院でも意識のない奥さんのために毎日通って来る旦那さんがいるのですが、その奥さんはこれまで何度も危篤状態に陥ってもなんだかんだで復活したりしています・・・意識はなくても伝わるものはあるんですよね・・
記号士 | URL | 2008/05/31/Sat 18:18[EDIT]
ICUシンドロームだったのでしょうか
御家族の皆さんはじめ、とっても心配だったでしょうね
回復傾向にあるということで安心しました
お大事にしてくださいね
こぶたナース | URL | 2008/06/03/Tue 00:17[EDIT]
鬱症状が出ると大変そうですね。さういへば、大学のOBで在学中に「死にたい」が口癖だった先輩がいます。今は彼女がいるそうです。
| URL | 2008/06/04/Wed 09:03[EDIT]
なにはともあれ
回復にむかっているとのことで、よかったですね~(*∩_∩*)!!

『明日に期待してくれ』

すばらしい!

回復どころかスケールアップしているのでは(^^;!?(笑)
よっちゃん | URL | 2008/06/06/Fri 23:13[EDIT]
術後の経過が面白い、と言ってはいけないのかもしれませんが、
エピソードあふれてますわね!
最後のセリフの格好良さにしびれます。
お仕事で外出すると、行った先で暗に「もっとしっかりやってくれ」と伝えるため、
いつもきまって「ここは社内でとくに期待されているので楽しみにしてます♪」と言っておりますので、
「期待してくれ」と言われるようになりたいものですわ・・・!
ojousama | URL | 2008/06/08/Sun 13:17[EDIT]
麻酔の影響かも?
以前父や伯父たちも手術をしたことがありましたが、どうも麻酔の影響ではないかと記憶力が減退してしまったことがあります。一時期元に戻りますがその後ボケのほうも進行するように感じました。他の方でも人格が変わったという話を聞きますので、それが原因だと感じました。

家の父は都合が悪くなるとボケたふりをしていましたので、その手に乗らないと怒ったことがありましたが、今思うと気の毒なことをしたと思います。
必殺遊び人 | URL | 2008/06/09/Mon 02:32[EDIT]
コメントありがとうございました
>コーヒールンバさま
個室だと一人っきりでございますからね。
よくなってきた頃には「個室がいい」と大部屋に移りたくないと言っていたので
ございますが、その途端移されたのでございました。
「明日に期待してくれ」は、次回予告のようでございますね。
仮面ライダーのような活躍をするのかとドキドキでございます。


>ガウス@さま
その通り、「子どもに帰る」ような感じでございました。
夫もよく「年を取ると子どもに帰るっていうのは本当だなぁ」と言って
おりました。
ただ、その期間は記憶から抜けているようでございます。
本能的な何かがあったのでございましょうか。

ガウス@さまのお宅も大変そうでございますね…。
親戚がらみというのは、厄介なものでございますよね。


>ともっちさま
この後はかなり普通になってしまい、あまり面白いことを言ってくれなく
なってしまったのでございました。
順調に回復している証なのかも致しませんが、ちょっと残念でございました。

入院中は不安なものでございますよね。
私も入院していた頃は、お見舞い客が来ると嬉しかった記憶がございます。


>記号士さま
意識のない奥様のために毎日通ってくる旦那様…愛を感じましてございます。
意識がない状態でも、何か伝わるものはあるのでございましょうね。
目に見えない絆があるのでございましょうね。


>こぶたナースさま
まさにICUシンドロームだったようでございます。
この時期は本当に治るのだろうと不安になったりも致しました。
現在はもうほとんど以前のような状態まで回復して、安心しております。


>蛹さま
うつ症状のときが一番大変でございました。
「死にたい」が口癖だった先輩も彼女ができてめでたいことでございますね。
恋愛真っ盛りのときはうつ症状もなさそうでございます。


>よっちゃんさま
以前は「明日に期待してくれ」のようなことを言うような性格では
なかったはずなのでございますが…。
本当にスケールアップしたようでございます。


>お嬢様
術後はネタの宝庫でございました。
このセリフは特に印象的でございます。

お仕事先で「ここは社内でとくに期待されているので楽しみにしてます♪」は
なかなかのプレッシャーでございますね。
さすがお嬢様でございます。
ここで相手からも「期待してください!」と言われれば素晴らしゅうございますね。


>必殺遊び人さま
一時元に戻りますがその後ボケのほうも進行するように感じたとのことで、
ちょっと不安でございます。
辛かった時期の記憶はすでにないようでございます。
麻酔の影響があるのでございましょうか。

都合が悪いときのボケは、それが本当か嘘かわかりにくいものでございますね。
なかなか難しいものでございます。
花矢 | URL | 2008/06/09/Mon 18:07[EDIT]
Track Back
TB*URL

Copyright © 濡れた花. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。